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クロールの統計情報は、サイトが、生きている証拠。それは、心電図のようなものである。
Google Search Consoleのデータを見てみましょう。
私は、個人的に、Google Search Consoleのデータの中で、最も、大事な機能を示してくれている部分が、ここだと考えています。
確かに、他のデータは、戦略を練って行く上では、非常に、大事な部分を担っています。
しかし、基本で言えば、この「クロールの統計情報」。
例えば、今日の、情報商材ポータルサイトの「1日あたりのクロールされたページ数:2,767」です。
もし、これが、「0」だったら、人間で言えば、心電図が止まっている状態と同じになります。
つまり、Googleのロボットが、私のサイトを認識しなくなった訳ですね。
これは、もう、サイトとしては、致命傷です。
心肺停止状態。
こうなると、こちらの心臓も止まりそうになってきます。
2008~9年にグレーハットのSEOで、1年間で、1500万円のアフィリ報酬を上げた時は、このような「心配停止状態」になってしまったブログを何個も作ってしまったことを、思い出します。
今でも、その時の気持ちは、「ゾッとする」・・・
この表現が、1番、的確です。
生きた心地がしません。
量産アフィリエイトに思うこと。
「量産アフィリエイト」を批判するつもりは、毛頭ありません。
ただ、・・・
昔は、「心肺停止状態」になってしまったブログを量産した経験のある人間の「たわごと」だと思って読んでください。
サイトを量産すること。それ自体は、良いことだと思います。でも、その中に詰まっている、「記事」のオリジナリティーが、とても重要だと考えます。
以前、私が、作ったサイトは、1つのメインサイトに多くのサテライト・サイトを作り、そこから、『自演リンク』を多数、張ったものでした。
記事の1つ1つにも丁寧に、バックリンクを張りました。結果は、年間1500万円のアフィリエイト報酬となりました。
しかし、Googleのアルゴリズムが変化をし始めます。
私が量産したサテライト・サイトの殆どが、「心肺停止状態」になっていきました。
そう、Googleの「クロールの統計情報」が、動いていなくなりました。
非常に、ショックだったことを覚えています。
「サイトが死んだ!」
そう、感じた瞬間でした。
それ以降、「ペラ・サイト」は、作らなくなりました。というのも、その時間をFXのトレードに費やすことに集中したこともありますが、・・・
個別の商品選定をし、購入意欲の高いキーワード選定をして、アドレスを取得する。
ペラ・サイト量産をして、バックリンクを送る。
この手法を使えば、いまでも、一定期間は、有効ですし、上手く行けば、サイト自体を、Googleから「飛ばされる」ことなく行き続けることもできます。
しかし、・・・
現状では、その生存のリスクは、日々、高まってきているように感じています。
「Knowledge Engine by Wikipedia」の登場はあるのか?
私が、個人的に期待を寄せている開発案件があります。
あのWikimediaが「検索エンジン」を開発しているというものです。
2016年2月11日、Wikipediaを運営するWikipedia財団が、「Knowledge Engine(知識エンジン)」なる検索エンジンを新たに開発するプロジェクトを発表いたしました。
広告や検索結果などでの商用利用は、一切、排除されるようです。
今回は、是非とも、成功をさせて欲しい。と、思っているのは、私だけでしょうか?
と、言いますのも、前回、2008年1月に「Wikia Search」と呼ばれる検索エンジンを、1度リリースしましたが、2009年3月にはプロジェクトを中止しているという過去があります。
今回は、商用利用無し(広告無し)で、Googleに対抗できるような「検索エンジン」の出現を待ち望んでいます。
しかし、・・・
実際は、資金力が、物を言う世の中です。Googleに対抗できるだけの検索エンジンを作ることは、至難の業のような気がしているのは、・・・
私だけでしょうか?