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ウェブマスターツールの思想から発展した、サーチコンソール
以前(2005年)のGoogleウェブマスターツールは、名前の如く、サイト運営者のための色が濃ゆかった「ツール」でした。
レポート内容もロボットのクロールやインデックス数などの運営者側に必要な「サイトの状況把握」をする目的のものが主でした。
近年では、・・・
1.マーケッター
2.アプリ開発者
3.大規模サイト運営担当者
4.SEO担当者
5.デベロッパー
6.デザイナー
7.エンジニア
8.個人サイトの運営者
9.小規模事業主のサイト運営担当者
もっと、あると思いますが、これらの人々にも対応した機能の充実が図られています。
「ウェブマスターツール」から「サーチコンソール」へと変貌を遂げて行っている証拠です。
SEO対策の流れも大きく変化して来ました。
SEO対策の世界においても、10年も前と比べると、大きな変化が出ています。
Googleの勃興期なら、検索エンジンの「アルゴリズム」に対して、施策を実行して、無理やりにでも、特定のキーワードで、上位表示を狙っていました。
また、そのような手法が、「正しい」とさえ言われていた時代です。
現在でも、多くの「SEO対策の業者」は、その事実を「信望」しています。
しかし、これから、さらに、そのような手法は、「意味の無いもの」へとなっていくことでしょう。
これからは、「検索エンジン」に対する施策を必死で、行うのであれば、「検索エンジンを利用するユーザー」向けに施策を行うことが、重要視される時代になってきます。
情報ポータルサイトが、「ロングテール・アフィリエイト」・「コンテンツマーケティング」を推奨し、実施する理由。
「検索エンジンを利用するユーザー」向けの施策とは、どんなことでしょう。
それは、検索エンジンを利用するユーザーが、そのページを訪れた時に、
「この検索エンジンの結果を見て、このページに来て、欲しい内容の情報がふんだんにあった。」
「検索エンジンの情報から、自分の読みたかったページに、すぐに辿り着けた。」
そして、最後に、
「検索エンジンが提供してくれた情報サイトやページに満足した。」
この満足感が得られるような情報提供をGoogleは、常に考えてシステムの構築を行っていきます。
必然と、その「検索ユーザーの求めるもの」を提供するということに主眼が置かれることは、当たり前のことです。
つまり、・・・
私たちが、考える、「検索エンジンを利用するユーザー」向けの施策とは、
検索エンジンユーザーが、
欲しいと思う情報やコンテンツを提供すること
これに尽きます。
「コンテンツ イズ キング(Content is King)」です。
現在でも、もう、すでに、検索エンジンを利用するユーザー向けの施策=コンテンツの充実を行っていないサイトやブログでは、検索エンジンでの上位表示という結果を出しにくい傾向があります。
ユーザーに満足を与えるという、当たり前の「SEO対策」
これからの「SEO対策」という表現は、どのような意味を指すようになるのか?
答えは、簡単ですね。
「SEO対策」=「コンテンツの充実」
いくら、バックリンクをたくさん貼っていても、そこのサイトやページに、ユーザーに満足を与えることができないコンテンツであれば、検索エンジンでの上位表示は、難しくなります。
コンテンツの充実が、出来上がった時点で、次の、「ユーザーの行動」を分析するようになってくるでしょう。
現在も、そうなりつつあります。
Search Consoleは、そのような意味で、その影響力を更に、増していくものと考えられます。
日本の検索エンジンの世界でも、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの大手が、「検索サービスの暗号化」を開始しました。(https:~)
これによって、アクセス解析サービスで、ユーザーの「検索キーワード」を知ることが困難になりました。
そんな中、Googleの検索データを見ることのできる「検索アナリティス」は、極めて重要な情報源となっています。
結局、上手なサイト運営というのは、ここに行きつくような気がします。
私たちは、Google Search Consoleの存在を「検索に関わるすべての人々のサービス」として捉え、集客における最適化は、「コンテンツの充実」であると考えます。
Google Search Consoleを補完する「Piwik」
情報商材ポータルサイトでは、Google Search Consoleの機能補完をするために、「Piwik」も利用しています。
「Piwik」につきましては、その充実した機能などをご紹介する特集を組みたいと思っています。
Google Search Consoleの持つ機能と重複した部分も多いですが、Google Search Consoleが、Googleのデータしか読み込まないのに対して、
「Piwik」は、サイトに訪れてくれる訪問ユーザーすべてのデータを取得し、解析してくれます。
出来ることなら、サイトやブログの運営者の方は、この「Piwik」のご利用を、お薦めいたします。
サーバー設置型の「無料」ツールです。
利用しないと損ですよね。